こんにちは!
佐伯和也です。
親向けコーチングのページを見ていただいて、ありがとうございます。
このページでは、
子どもが
1.遊びの解放
2.自律学習
を経て、自立へと向かっていくために、親の考え方や、コミュニケーションの取り方についてのコーチングをご案内するページです。
僕のコーチングを申し込む前に、まずは1週間ほどでも構わないので、メルマガを読んでいただき、僕の考え方を知ってください。
僕の実施するコーチングは、「受けてくれた人の考えを聞く」ことの他に、「佐伯の考え方を伝える」ということをします。
なので、僕の考え方は事前に知っておいてほしいですし、僕の考え方を受け入れられない方は、僕のコーチングは受けない方がいいと思っています。
僕の考えを全て採用しろ、という意味ではなく、既にご自身がしっかりと考えていて、それが僕の考えと相反する場合は、お互いにとって不幸な結果になることがあります。
「佐伯さんの考え方を取り入れてみたい!」
と思う方のみ、コーチングの申し込みを受け付けます。
まずは、詳しい説明をする前に、実際に受けてもらうと、どうなるのか、っていうことを知ってください。
過去に受けてくれた方の感想をご紹介します。
『遊びの解放』から『探究型コミュニケーション』へ
コーチングを受ける前は、娘の不可思議な行動に対する適切な声がけ、場面場面での、親として適切な対応に自信がもてず、娘に与えている影響に対しても深く考えが及ばず、、試行錯誤していたように思います。
そのような迷いの中では、遊びの解放に対する真の理解も浅く、難しさを感じていました。
コーチングを受けてみて、まず気づいたことですが、娘が興味を示すことをこちらも発信できていなかった!
これまで聞く力の弱さを感じていたのですが、こちら側の伝えたい想いばかりをぶつけて、娘(受け手)がなにを聞きたいかということに考えが及びませんでした。
主題から脱線するのはだめ!論理的思考ができてない!とばかり感じていましたが、脱線して旅を楽しむ余裕が人生を豊かにすることを改めて思い出しました(笑)
本人に質問を投げかけて、考えてもらうことも実践しています。
娘の中でも考える機会がうんと増えて、わたし自身もとても気に入っています*^^*
具体的なアドバイスを沢山いただけたので、実践が楽しくてしょうがないです!
(T.Nさん)
この方は、最初「娘が授業中に、余計なことをしていて全く集中しない」って言ってくれていたんですね。
それで、娘さんの集中が途切れるのを何とかして、元に戻そうとしていた。
親のそういう関わり方を否定もしないし、批判もしないし、責めもしません。
だって、そこには親なりの子どもへの想いがあるはずだから。
僕が聞きたいのはそこです。
親には、子どもへの愛情がないわけでも、足りていないわけでもありません。
今、子どもへの愛情がたくさんあるんだけど、その伝え方が子どもの受け取れる形になっていないだけなんです。
だから、まずは、親の子どもへの想いや、愛情を聞きたいんです。
子どもにダメになってほしい親はいないでしょうし、子どもを不幸にしたい親もいない。
ただただ、子どもの幸せを願い、そのために自分には何ができるのだろうか、っていうのが親なんです。
僕の基本的な考え方は、『遊びの解放』です。
「親が、子どもの遊びにかけている制限の一切を取り払う」
っていう考え方です。
子どもが今やっていることを制限したり、やめさせたりするのではなく、
「どうして、それをしたいと思ったんだろう?」
「それをやって、どんな楽しい気持ちを感じているんだろう?」
「そこから子どもは何を学んでいるんだろう?」
「子どものこの遊びは次は何に発展するのだろう?」
っていう視点で子どもと関わります。
これが『遊びの解放』です。
子どもの考え、気持ち、学んでいることを知るためには、『遊びの解放』は必要不可欠です。
もしも、親が制限をかけたまんまだったら、子どもは自分の考えをなかなか話してくれないし、自分の才能を親の前では披露しようとはしません。
なぜなら、親に自分の考えを否定されたり、才能がジャッジされるんじゃないか、って思うから!
子どもは親のことが好きです。
でも、そういう恐怖心を持つことがあります。
親に対して、そういう恐怖心を持てば、子どもはなかなか親の前で成長を見せなくなります。
そしたら、親としては「自分の子育ては何か悪いのかしら・・・」と自信を失っていき、焦り、そのネガティブな気持ちが子どもに伝達して・・・っていう負のループにハマることがあります。
だから、何はさておき、まずは『遊びの解放』から、始めます。
そして、子どもの考えていること、子どもが好きなこと、嫌いなこと、子どもの気持ちの微妙な変化、子どもがウキウキして話してくれること、を親の前で出せるようになりたい。
先ほどのT.Nさんの感想は、もう少し続くので、続きも紹介します。
(続き)
特に印象に残ったのが聞く力について。
モードを一つ切り替えるだけで、こんなにも集中して聞いてもらえるようになるなんて!(聞いた内容を忘れてしまうこともまだ多いのですが)
ほんとうに感動していますし、コミュニケーション学の面白さ、奥深さを感じています。
探究型学習に関しても、これからわたし自身も引き出しを増やして、興味を持っていっしょに楽しみたいとワクワクしています!
佐伯さんには感謝ばかりです!ひとつひとつが目から鱗!
また機会があれば、是非学びを深めていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします!
僕が『遊びの解放』を提唱し続けているのは、それが探究学習に繋がるから、です。
ここで言う探究学習というのは、子どもが自分で何かに興味を持って、自分で勝手に掘り下げていく、っていう学習のやり方です。
他にも、親や先生が探究学習の支援をすることもあります。
支援があって探究学習をする前に、子どもが本来持っている探究心を呼び覚ましたい。
僕ら人間は生まれた時から、尋常ではないくらいの強力な探究心を持っています。
それが、親や、先生、世間体、常識などによって、時を経るごとに削り取られてしまっているだけなんですね。
親に愛情があれども、コミュニケーションの取り方を誤ると、子どもの探究心を削いでしまいます。
親が思いっきり探究心を削いでいながら、「さぁ、勉強をしなさい」っていうのは言えませんよね。
「いやいや、あなたが削いだんですやん」ってなる。
だから、まずは、コミュニケーションの取り方を改めて見つめ直してみて、子どもが本来持っている探究心を上手く発揮できるようなコミュニケーションの取り方に変えていきたいんですね。
親の愛情や、人格は素晴らしいものに違いないけれど、コミュニケーションの取り方が子どもにとって歓迎されるものか、っていうと、それはまた別の話なのです。
親が人格を変えたり、自分の中から愛情を新たに発掘する必要はありません。
親が変えるのは、あくまでも「コミュニケーションの取り方」だけです。
この方と話していたのは、ちょうど『探究型コミュニケーション』というものでした。
『遊びの解放』に加えて、『探究型コミュニケーション』もできるようになると、親子のコミュニケーションが子どもにとって、知的な時間、空間に変化します。
すなわち、親と話しているだけで、子どもが自然と考えるようになり、うきうき楽しくなり、ついつい何か探究したくなっちゃう。
そんなこともできるようになります。
親があれこれ指示したり、命令したり、制限したり、禁止したり。
そんなことをしなくても、子どもは子どもなりに色々と感じて、考えているので、それを聞いて、一緒に考えていくことで、子どもは何をどの程度やると、何が起こるのかが分かります。
・ここまでやったらヤバい
・ここまでならOK
っていうのを子どもなりの感覚で理解していきます。
もちろん、それが全て上手くいくとは限りません。
子どもは、親子で適切なコミュニケーションさえ取れていれば、失敗から変に落ち込まずに、次に活かすように学ぶことができます。
「子どものことを、親が何とかするコミュニケーション」
から、
「子どものことは、子どもが何とかするコミュニケーション」
に変えていきたいんですね。
この時、親は、子どもが求めてきた時だけ助けを差し伸べるという姿勢でいます。
そして、その基本的なコミュニケーションの取り方は、『探究型コミュニケーション』であり、子どもは親との対話から様々なことを考えていきます。
僕のコーチングでは、子どもとそんなコミュニケーションの取り方も教えることができます。
さて、少し違った視点から、こんな方の感想を紹介しましょう。
子どもが不登校になっても絶望しなくていい
佐伯先生、昨日はありがとうございました。
「コーチングのススメ」
と題して、これまで、そして、昨日のコーチングを振り返りお返事致します。
うまく書けませんが読んで頂けたらと思います。
私が佐伯先生と出会えたのは、まさに息子が不登校で進学校に入学したにもかかわらず、勉強と学校が大嫌いになってしまったから……
進学校に入学したものだから、周りには、まさか勉強が嫌で不登校になったとは言えず、唯一、相談した親戚には、
「甘やかして育てたからだ」
「レベル以上の学校に見栄を張って入学させたからだ」
と言われ、
自分を責めて、
不登校の息子とは上手くコミュニケーションも取れず、
学校からは呼び出され、
そんな毎日に悩み、苦しみ、泣いてばかり……
そんな中、藁をつかむ気持ちで新幹線に飛び乗り、佐伯先生の講座を受け、子育ての価値観が変わるようなお話に感銘し、そこからは事あるごとにコーチングを受けてきました。
そして、半年以上経った今。
息子は時にサボりつつ、遅刻しつつ学校へ行く日が増えました。
行きつ戻りつの毎日ですが、何より自分の気持ちが強くなりました。
それは佐伯先生とのコーチングを継続して、受けてきたからだと思っています。
息子の成長や心の変化、様々なトラブルと共に、
「今、息子にとって大切なことは何か」
「親が息子の課題を解決していようとして苦しんでいないか」
「今の息子の状態の中でどんなコミュニケーションをとったら良いか」
を、電話で時には対面で、コーチングを受け、話を進めていく中で、必ず先生が私に質問をして、私自身が答えを探し見つけることで気づかせてくれました。
そして何より、私達親子を深く理解して、いつも100パーセント味方でいて下さること。
先生とつながりを持てたことで、学校で呼び出されて辛いことがあっても、息子とトラブルがあってもどんなに心強かったことか……
(G.Nさん)(まだ続きます)
G.Nさんが書いてくれているのは、子どもが不登校になった時の親の気持ちや周囲の反応です。
この方に限らず、親が孤立してしまっているケースは少なくありません。
子どもが不登校になってしまうと、村八分とまではいかないけれど、
・望んでもいないアドバイスを受ける
・とても可哀そうな目で見られる
・「あなたの育て方が悪い」的なことを言われる
・「あなたの子どもに問題がある」的なことを言われる
・何も言われないけれど、めっちゃ気を遣われているのを感じる
・学校の先生から頻繁に電話がかかってくる
みたいなことが起こります。
子どもが学校に行かないことで、ただでさえ不安であり、心配なのに、周りは協力的になるどころか、なんだかしんどくなっちゃう。
周りの反応は、きっと協力的なつもりなんですけど、親にとっては味方だと思えていない。
時には、同じ家に住む家族ですら、自分の考えや、気持ちを理解してくれないことも少なくありません。
夫からですら、「お前の育て方が悪い」みたいなことを言われたり。
いやいや、あなたもこの子の親でしょう、と言いたくなったり。(僕がね笑)
子どもが不登校になった時に、最も大切なことは、
「学校に行かせようとする気持ちを手放すこと」
「学校ではなく、子どもを見ること」
「親子の時間を居心地の良い、充実したものにしていくこと」
です。
何とかして子どもを学校に行かせようとしていると、親も、子どもも、しんどいです。
子どもにとって、学校で嫌な思いをしていなければ、
「学校には行きたい」
って思っていることは少なくありません。
だから、わざわざ親が学校に行かせようとする必要はありません。
子ども自身が学校に行く必要性を感じたり、「行くぞ!」と決心がついたら、自分でいきます。
じゃあ、どうすればいいのか、っていうと、
・学校に行かないことはスルーして、もう触れない
・子どもがやっていること
に注目をします。
学校に行っていなくても、子どもは何かしら学習しています。
学校の勉強のやり方みたいに、テキストとノート開いて、ペンで何か書く・・・みたいな分かりやすい学び方をしていることは少ないです。
ゲームをしていて、そのゲームから様々なことを学んでいたり。
動画を見ていて、その動画から色々なことを学んでいたり。
絵を描いていて、その絵から色々なことを学んでいたり。
博物館にいって、そこで色々なことを学んでいたり。
図鑑や、攻略本を読んで、そこから色々なものを学んでいたり。
学校に行っていなくても、子どもはすでに色んなことを学んでいます。
学校に行っていなくても、子どもはぐんぐん成長していっているんです。
学校に注目するよりも、子どもが何を考えて、何を感じていて、何を学んでいるのかに関心を持ちたいんですね。
でね、ここからすごく大切な話です。
ここまで色々と書きましたが、僕が思う、最も大きな問題点の一つは、
『親が孤立してしまうことがある』
っていうことです。
特に、子どもが学校に行かなくなってしまうと、親の孤独感はさらに強くなることがあります。
そのことは、さっきのG.Nさんの感想の続きに書いています。
(続き)
もしも、
・子育てを1人で悩んでいる
・誰にも相談できない
・学校に相談してみてもダメだった
・周りにも理解してもらえない
・こんな子ども恥ずかしくて他の人には相談できない
・自分の子育てを責めている
そんなお母さんがいたらぜひ、佐伯先生のコーチングを受けてもらいたいなと思います。
先生と一緒にぜひ子育ての希望と勇気をもう一度取り戻せるはずです。
特に、私は今回、息子が不登校になったことで、
・実は中高一貫校とか、有名私立とか進学校で挫折しながらも相談できずにいるケース
・学校に相談してもうまくいかず、能力がありながらも辞めたり転校を余儀無くされたりするケース
を耳にしました。
その前にぜひ、佐伯先生と出会ってコーチングを受けるだけでも、保護者の方の気持ちだけは救われたのではないかと……
私自身も高校で知ってる保護者の方もなく、相談は先生やスクールカウンセラーの方で、1人孤独で、
「もう自分が消えていなくなりたい」
とか、
「自分の子供なのに裏切られた!大嫌い!」
と思ったり、でも子離れできずにいたりと、かなり心は揺れに揺れました。
今も、もちろん親としての心配はなくなりませんが、子育ての希望を違う視点から見つけることができました。
これも佐伯先生とのコーチングの中で見つけることができたのです。
昨日のコーチングの中で佐伯先生が、
「〜くん(息子の名前)にこれからどんなふうになってもらいたいですか?」
との質問がありました。
以前の私だったら
「進学校なのだから、〜大学の〜学部」
という考えがあったと思います。
でも、今は彼に
「人生の開拓者」
であってほしいと願っています。
「大学に行くも行かないも関係なく、息子が息子らしく、自分の人生を開拓し生き続けてほしい……」
自然に言葉になっていました。
心からそれを願っています。
たぶんまだまだ、いろんなことがあるかもしれませんが、佐伯先生のメルマガを読んで、親コミュ講座にも参加し、実践あるのみ。
悩んだ時にはコーチングを受け、その時々で自分と息子と向き合い、気持ちを整理して残り少ない子育てを私も学び、成長できたらと思っています。
佐伯先生に、「お母さんが強くなったね」とお褒めの言葉(笑)
初めてのコーチングの時に泣きながら、
「私が変わりたいです」
と言っていたのを思い出します。
それから半年、お陰様で親子ですこしずつ前進することができました。
先生、いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
感謝を込めて。
(G.Nさん)
親が何をするのかではなく、子どもの気持ちを理解することが大切
僕は、今の活動を始めて2017年6月の時点で、3年半になります。
親の支援をするために、様々な境遇の親に話を聞き、子どもにも関わり、本も読み、セミナーにも参加したりして、親の気持ちや、想いについての理解を深めていきました。
ちなみに、僕自身は子どもがいないので、親の気持ちは分かりません。
とはいえ、僕にも子ども時代はあったので、子どもの気持ちは分かります。
それで、親が何を感じていて、何を考えているのか、っていうを色んな人に話していって、分かったのが2つです。
現代の親子関係、家族が抱えている大きな問題2つ。
それが、
1.親が孤立していること(誰にも相談できない、誰にも理解されない)
2.親がコミュニケーションを学ぶ機会が無かった(学校の教育課程にはない)
っていうこと。
さっきのT.Nさんは、2番に該当する話でした。
このG.Nさんは、1番に該当する話です。
子どもが学校に行かなくなって、とても協力が必要な、心の支えが必要なのに、
・自分の親、親戚
・学校の先生
・スクールカウンセラー
は誰も味方ではなかった。
ちなみに、G.Nさんはシングルマザーです。
いや、気持ちは味方でいたのかもしれませんが、少なくとも、味方だというコミュニケーションの取り方ではなかった。
だから、G.Nさんは周りに人はいましたが、味方はいない、と感じていました。
もちろん、この人に対して、
「みんな力になりたいと思っているよ。味方はいるんだよ」
「味方がいないんじゃなくて、あなたが遠ざけているんだよ」
なんて考えるのはナンセンスです。
それは、落ち込んだ人に、鞭打つ言葉でしかありません。
味方になるなら、それ相応のコミュニケーションの取り方、関わる時の態度があります。
親の孤独感を考える時に、大事な視点があります。
それは、親に何か至らない点があったわけではない、っていうこと。
そして、子どもにも何か至らない点があったわけではない、っていうこと。
子どもが学校に行かないからって、別に何ら問題はないんです。
それはただ単に、「子どもが学校に行かない選択をした」っていうだけのことに過ぎません。
そこで別に絶望する必要はないんですね。
絶望する必要がない、っていうことは、
「あなたの育て方が悪かった」
「親に問題がある」
「子どもに問題がある」
っていう考え方は、ちょっと的外れなんです。
子どもが学校に行かない場合に考えるのは、
「じゃあ、何をしたい?」
っていうことを子どもに聞いて、その願いをできる範囲で叶えてあげればいい。
そして、子どもが学校へ行かないことでの絶望感を手放すためには、親の孤独感を何とかする必要があります。
親が独りぼっち感があると、どうしても、子どもが学校に行かないことで、絶望感を感じてしまいがち。
子どもが不登校になった時に、一番大切なことは、親の孤独感を解消することです。
親の気持ちをスッキリさせてもいいでしょうし、実際に、味方を増やしていってもいい。
それで、孤独感が解消されたら、子どもと一緒に、「何をしたい?」っていうのを考えていきます。
そうすると、子どもも何か建設的なことを考えられるようになっていきます。
子どもが学校に行っている・行っていないに関わらず、子どもは自分の夢を叶えることができます。
子どもが学校に行っている・行っていないに関わらず、子どもは幸せになることができます。
だから、子どもが学校に行かなくなったとしても、そんなこと気にせずに、子どもが幸せでいられるように、子どものやりたいことができるように協力していけばいいんです。
さて、三人目は、こんなコーチングもできますよ、っていう紹介です。
夫婦関係についてのご相談でした。
夫婦関係が良くなれば、親子関係も良くなる
コーチングを受ける前、旦那の事を信じることができなくなっていました。常に不安で、子供達に当たり散らすし、旦那の顔色ばかり伺っていました。
コーチングを受けてみて、まず、結婚とは何かを考えさせられました。
「ただ一緒にいたいなら結婚じゃなくてもいいのでは‥」と言われた時になんで、この人と結婚したのか、そしてこれからもこの人と結婚生活を続けていきたいのか、初めて考えました。
子供のためとか、お金のためとか色々思うことはありましたが、話しているうちに、旦那が毎日うちに帰ってきてくれて、仕事の話や、テレビの話、旅行の計画や、子供の話をする事が私にとっての幸せなんだなあと気づきました。
いつの間にか、当たり前の事になっていたのですが、これが家族なんだなぁと。家族にやっとなれたんだなぁと気づく事ができました。
今まで、子供優先で、子供の目線に合わせて、 話をしたり、遊んだりしていました。
もちろん、それも楽しかったし、それでも全然いいかなーと思ったんですが、 佐伯さんに、
「旦那さんとコミニケーションとればいいんですよ。
子供に合わせる必要はないんですよ」
といっていただき、今まで以上に旦那と、話したりする時間が増えました。
そのおかげで、 子供は、パパ大好きってなっていますが (長男は怒られるので怖いといってますが‥汗)前はそれが悲しいなぁと思いましたが、 今は、むしろ旦那の事が好きって言ってもらえるのは嬉しいなぁと感じるようになりました。
たまに、寂しくてママもかまってーってなりますが‥笑笑
子供も大切ですが、 旦那もとても大切な存在だなと改めて思う日々を送れています。
(Y.Aさん)
僕は、親子関係を専門としているコーチですが、どうして夫婦関係も扱うのか。
それは、夫婦関係は家庭の雰囲気を作り、親子関係にも深く関わっているから、です。
むしろ、
「親子の問題は、全て夫婦関係の問題に帰着される」
って思っています。
子どもができると、子どもに集中しちゃいがちです。
その時に、妻や夫をないがしろにしてしまう夫婦は少なくありません。
親は、子どもに最大の関心を寄せているのですが、実は夫婦関係が冷え切っていて、さっきの孤独パターンに陥っていることは少なくありません。
Y.Aさんみたいに、旦那さんとコミュニケーションが取れるようになってくると、夫婦で一緒にいる時も楽しいし、子どもたちも家庭の中で楽しく過ごせるようになります。
子どもは親の顔色を窺っているのではなく、家庭の雰囲気を感じているんですね。
夫婦関係で大切なのは、夫婦間で教育方針や、価値観が一致していることではありません。
それを目指すと、夫婦関係はしんどくなることがあります。
なぜなら、夫婦は元々は、他人です。
違う場所で、違う親から生まれ、違う歴史をたどってきて、違うことを学んできました。
しかも、男女差、っていう違いもあるんです。
そんな人同士の教育方針も、価値観も、一致することの方が稀です。
夫婦間で考えを揃えるのではなくて、お互いの違いを知り、理解して、認め合うことが重要なんです。
「あなたと私は、違う考えを持っている」
「だから、いいんだ」
と。
夫婦で違う価値観を持っているからこそ、子どもたちは、お父さん、お母さんのそれぞれに触れることで、
「こういう価値観を持った人もいるんだな」
っていうことを家庭の中で学べます。
そして、どちらの価値観を採用するのかは、子どもの自由なんです。
子どもたちに、夫婦であっても違う考え方をしていて、それぞれが違って、それがいい、っていうのを感じてもらう。
そしたら、夫婦はそれぞれ自然体でいられるし、家庭内が穏やかで、楽しい雰囲気になります。
そんな環境で子どもが育つから、精神的に安定しやすく、子どもは家庭の中で、思う存分育っていきます。
子どもは、親によって育てられるのではなく、環境によって育てられていきます。
だから、親が持っている雰囲気、夫婦が醸し出す雰囲気を子どもが感じて、子どもが振る舞いを決め、それによって、子どもがどう成長するのかを子どもが決めます。
夫婦間が攻撃的な、お互いを批判し合う関係だと、子どもにも攻撃性が身に付きます。
「私は自由にさせたいんだけど、夫は子どもに厳しすぎるんです。」
っていう、夫に変わってほしい願望を露わにしていると、子どもは人を否定することを覚えます。
もちろん、妻に変わってほしい願望でも、同じです。
親がそれぞれ、どういう態度でいるのか、ではなく、夫婦でどういう雰囲気を出しているのか、が大切なんです。
夫婦で、どんなコミュニケーションを取っているのか、ですね。
どんなコミュニケーションを取ると、子どもがどう感じるのか。
そんなコーチングをすることもできます。
ゲームを悪者にしても、何も解決しない
そして、僕が選ばれる最も大きな理由は、独自の「テレビゲーム論」にあるでしょう。
僕自身が、子どもの頃からゲーマーで、ゲームをやり込むとどうなるのか?っていうのは、体感として知っているし、その時、何を感じ、何を考えているのかは分かります。
世間的に「ゲームをさせない方がいい」とか、「ゲームばかりしていると○○になるぞ」みたいな言い方をされていますが、本質はゲーム自体にはない、と思っています。
なんだったら、親子関係を棚に上げて、ゲームを何とかしようとしても、何をしたって関係は良くならないし、親が子どもの人生に良い影響を及ぼすのは難しいだろう、って思っています
ゲームとか、どうだっていいんです。
好きにやらせとけば。
ゲームから得られることもあるし、僕が好奇心旺盛になり、生きることが楽しくなったのは、ゲームのおかげです。
人によって得られるものは違うでしょうけれど、ゲームは所詮道具なので、良いも、悪いもありません。
「包丁は、人を刺せるから、使ってはいけません」
とはならないでしょう?
それは使い方の問題だけなんです。
ゲームも同じで、どう使うのか、っていうだけです。
そして、ゲームの扱い方は子ども自身が自分で考えることができます。
だから、子どもに任せておけばいい。
親がわざわざゲームを制限して、子どもに窮屈な想いをさせたり、わびしい想いをさせる必要はありません。
ゲームに注目して、子どもにイライラしているくらいなら、しっかり親子関係を見つめ直して、新たに「子どもとどんな関係を築きたいのか」っていうのを考えましょう、っていうのが僕の主張です。
親子関係は、ゲームを中心に構築されているのではなくて、親と、子どもで構成されているはずですよね。
だったら、親が子どものことを考える時に、ゲームを意識しすぎちゃうと、親子の関係を壊してしまうことだってあります。
「子ども」は可愛いのに、「ゲームをする子ども」は愛せない、って「ゲームをやっている時に発揮されている良さを見落としている」っていうことです。
子どもの素晴らしさの一部を完全放棄しちゃっているのが「ゲーム=悪」っていう発想です。
子どもがやりたければ、ゲームをさせておけばいい。
それで、子どもは思いっ切り楽しんで、笑って、幸せそうにしてくれるんだから。
子どもが幸せを感じられているなら、親の役目の最も大きなものの1つは完遂したも同然です。
子どもがゲーム三昧な時にも、僕のコーチングは力を発揮できます。
ただし、「何とかしてゲームをやめさせたいんです」っていう依頼はお断りします。
それは、ゲーム否定派の人のところへ行っていただければと思います。
僕はあくまでも、「親が子どものゲームを認められるようになる」っていうお手伝いをしたいのです。
そして、親子関係を良好にし、それによって、子どもが人生を前向きに捉えられるようになることを目指しています。
コーチングの金額や申し込み方は?
そんなコーチングの金額は、20,000円(1回あたり)です。
対面の場合は、僕にかかるお茶代と交通費、お電話の場合は、通話料のご負担もお願いします。
ご夫婦で受けていただく場合は、5000円引きで、35,000円です。
コーチングの受け方は、
・対面(都内に限ります)
・電話
・Skype
・LINE通話
・Facebookメッセンジャー通話
・ZOOM
で実施することができます。
毎月5名限定の受付です。
お申込みはこちらからできます。
よくある質問
Q.所要時間はどれくらいですか?
A.2時間ですが、早めに終わることも、過ぎることもあります。
どちらの場合でも、割引や、延長料などはありません。
Q.悩みは必ず解決されますか?
A.1回のコーチングで解消されることもあれば、ある程度の期間が必要なものもあります。
その場合、継続的なコーチングをオススメすることがあります。
Q.夫婦で一緒に受けることはできますか?
A.できます。ご夫婦で受けていただける場合は、5,000円引きで受けていただくことができます。
Q.子どもと一緒に受けることはできますか?
A.ご遠慮ください。お子さんとご一緒の場合は、どうしても意識がご自身ではなくお子さんの方に向いてしまうことが多いためです。
Q.急用でコーチングを受けられなくなった場合は、返金していただけますか?
A.返金の対応はしておりません。コーチングを受けられなくなった場合は、予定していた日程の変更か、キャンセルで対応していたくよう、お願いいたします。
このような場合、コーチングをお断りすることがあります
◆佐伯のメルマガを読んでいない、もしくは、賛同していない
僕のコーチングは、僕の考えを押し付けることはありませんが、僕の考えが色濃く反映されます。
なので、僕のメルマガを読んでいなかったり、共感していただけない方は、コーチングを受けない方がいいです。
しかし、今までの考えと異なっているけれど、理解したい、取り入れたいという方は歓迎です。
◆佐伯のことを信じられない、もしくは、嫌い
僕のことを信じられなかったり、好きになれない方もコーチングを受けていただくことはできません。
しかし、僕のことをあまり知らずに、これから知って仲良くなりたい、と言う方は歓迎です。
◆友人や、妻(夫)から勧められたが、気乗りしない
コーチングは本人が受けたい意志が無い場合は、コーチングが上手く機能しないことがあります。
なので、本人がコーチングを受けたいと思っていない場合も、コーチングを受けていただくのはご遠慮ください。
追伸
1.僕のコーチングは、『アドラー心理学』をベースにしたもので、家庭教育や、親子関係にアドラー心理学の考え方を持ち込もうというものです。
なので、アドラー心理学に興味がある方や、理論は分かるけれど、実践が良く分からない方は、ぜひ受けてみてください。
きっと目から鱗が落ちると思います。
2.そもそも、僕は結婚もしていなければ、子どももいません。
結婚歴もありません。
なのに、なぜに親向けのコーチングをしているのかと言うと、僕自身が小さい頃から親の関わり方に関心が強かったから。
親がこう関わると、子ども(自分)はこう感じる、ということを強く感じてきました。
僕の両親はそれこそ『遊びの解放』で、僕をかなり自由に育ててくれました。
おかげで勉強は好きだし、ゲーム以外のこともやりますし、自分のことは自分で決めています。
で、大人になってみれば、
・子どもに勉強をしてほしい親
・子どもの自由を制限する親
ってなっていて、「そりゃ勉強しなくなるで」って思ったんです。
それから、子どもがいなくても、子育てのコーチングをしよう!って思ったんです。
自分の体験談に偏らないので、フェアな態度でコーチングをすることができます。
3.どうして子どももいない僕がコーチングができるのかっていうと、親の気持ちは想像ですが、子どもの気持ちなら分かるから、です。
子育てしたことなくても、育てられたことならあるのです。
そのおかげで、親が見落としがちな『子どもの気持ち』はよく理解できるんですね。
子育ては、子どもの気持ちが分かれば、かなりのことが上手くいきます。